中国は慎重に対峙していますね
王毅外相は7日に、オーストラリアを訪問し、ビショップ外相と会談しましたね。
目的は、オーストラリアのターンブル首相とトランプ大統領の電話会談が不調が終わったことから、そこにつけ込むのが狙いなのでしょうか。オーストラリアはAIIB加盟国なので、中国からすればオーストラリアをより取り込むことが目的なのでしょうか。
外相会談の後の記者会見で、王毅外相はアメリカに対して次のように話していますね。
中国は平和を重視している、米中間で対立があってはならない。双方が敗者となるため、両国にその余裕はない。また、グローバル経済を今後も堅持することが大切だと訴えました。
これは一帯一路の構想の実現を図るのが目的なのでしょうか。
中国はグローバル経済の中で発展してきましたので、このような発言は当然だと思いますが、アメリカへの挑発はあまりしなかったことが冷静さを感じさせました。
この冷静さは驚くほどです。
一つ、アメリカと軍事的衝突を避けたいという理由
二つは、アメリカの保護貿易への動きはAIIBにはプラスだと考えている
特に案外後者の考えで余裕なのかもしれません。