韓国の困った状況、これからどこに行くのか
2017/02/10
今日は息子の父兄参観の日で、幼稚園の様子の動画が送られてきました。
息子は幼稚園の年中さんです。
体操として、去年はねばねば体操がはやっていたのですが、今年はパイナッポー体操のようです。まあ、カワイイのでどちらでもいいのですが、毎年体操を替えるのは大変だなぁとも思います。
今日は韓国のニュースです。
私の友だち中には中国人ですが両親が韓国の人で韓国語も話しが出来る人がいます。そんなわけで、韓国ともご縁があります。
ただ、私自身はまだ韓国には行ったことがありません。息子は韓国経由で中国によく行ったので、空港だけは行ったことがあります。空港であった韓国の女性は皆美人だという話を聞きました。(笑)
今日本政府は、韓国を慰安婦像の安置を放置したことが条約違反だとして大使を帰国させて国交断絶手前になるくらいまでのことをしていますね。
慰安婦像の安置うんぬんにかかわらず、今野党である共に民主党が優勢で次ぎの大統領は野党が当選する可能性が高いです。このまま行って最悪のシナリオだけ書いておきます。まず、今までの韓国の外交を振り返ってみましょう。
事大主義
韓国は自国だけで経済的に豊かになれません。
輸出依存の国だからです。
だから、大国に頼る政治を昔から続けています。
これを事大主義(大きな国に事える主義)と言われたりします。
防衛上の問題で頼る国を中国から日米に切り換えた
暫く前までは中国を頼っていたのです。
しかし、
北朝鮮が核配備を本格化した時に中国から北朝鮮に圧力をかけてもらうことを韓国は期待しましたが、それが実現しなかったことで
特に、朴大統領は習近平国家主席に北への圧力を依頼しようとしましたが、結局、習国家主席とコンタクトできずじまいで
韓国は結局、中国一辺倒の政策を改め、日米を頼る政策に切り換えたのでした。
そして、THAADミサイル配備を決定します。
その時、「中国が北朝鮮に圧力が掛けられないなら、これは仕方ないことだ」と言っていました。
厳しい中国からの経済的締め付け
韓国がTHAAD配備決定してから、中国は防衛的に丸裸になりかねないため、
THAAD配備をやめるように韓国に外交的にも圧力をかけていますし、経済的な締め付けを行っています。
かなり露骨な嫌がらせのようにやっています。
韓流ドラマの放映の取りやめ、
韓国俳優が中国ドラマへの出演を拒否されたり、
最近のニュースではロッテ系の中国法人に不意に税務調査や消防衛生面の転換などが200回も増え、一部売り場は罰金を科せられるなど規制を強化されて、結果的に3店舗の閉店を余儀なくされています。
また、
中国からの観光客なども去年に比べて6割も減っています。
1月5日には、中国の王毅外相が韓国の野党の「共に民主党」の議員代表団と会談して、
THAAD配備を取りやめるように申し入れました。
さて、この「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)の支持率が今韓国で一番あり、次期大統領に一番近いと言われています。
日本は少し前は韓国が大好きでした
以前、韓国は韓流ブームで日本の観光客で賑わっていたのですが、それがあるきっかけで激減したことを思い出します。
冬のソナタで日本に韓流ブームが起きました。
韓国のドラマは昔の日本ドラマでいうと「赤のシリーズ」に似ています。
あり得ない設定で、主人公がこれでもかというくらい不幸になります。
それをドラマは見ているものは感情移入しながら見ているという感じでした。
今の日本のドラマはどちらかというと現実的な問題がテーマで
あまりかけ離れたテーマでドラマを作りませんね。
また、韓国ドラマは日本に比べて回数が多いので、複雑な設定がしやすいのでしょうね。
まあ、そんなことで、韓国のドラマは日本では流行になりましたが、
ある事件をきっかけにそのブームは衰退し、
逆に嫌韓という言葉があらわれ、ヘイトスピーチで国中が覆われるようになりました。
今は、夕刊などは嫌韓、嫌中のテーマで見出しを踊ります。そのようにすると売上が上がるからです。それくらい日本人のマインドは嫌韓に偏っていきます。
そのきっかけは何でしょうか?
李明博大統領が竹島に上陸
韓流ブームが衰退したきっかけは、2012年8月李明博大統領が竹島に上陸して、
天皇の戦争責任発言をしたことでした。
これは、よく覚えています。
それから、日本人が韓国を敬遠するようになって、
韓国に観光に行くことが少なくなり、また、
日本のコリアンタウンである新大久保も韓国目当てのお客が少なくなっていったのです。
その上でヘイトスピーチで嫌韓一色なっていきます。
少し前に通貨スワップをお願いしてきた人
李明博大統領が何故こんなことをしたのか普通の感覚では理解できません。
たぶん最後の人気取りのためなのでしょうが、それにしても無分別なことをしたものです。
実は、その数ヶ月前に李明博大統領が日本に通貨スワップをお願いしてきて、
それに日本は応じています。
その結果がこれですから、日本人がかなりあきれてしまったのは分かります。
私も昔は韓流好きでした
私も以前は、韓流ドラマにはまりK-popをよく聞いていました。
冬のソナタやソンダンビが好きで見ていました。
今もK-popを少し聞いたりしますが、以前に比べたらかなり減っています。
韓流ドラマは全く見なくなりました。
ブームになっていた韓国のAg入り歯磨き粉も使っていましたが、それも使わなくなりました。
嫌韓の流れの中で手に入りづらくなったのが大きいと思います。
最悪、北か中国に飲み込まれる
さて、現代に戻りましょう。
今、大統領が弾劾にかけられて、政治の空白が発生しています。
また、韓国は日本以上にポピュリズム的になっているように見受けられて、
政治がリーダーシップを発揮できなくなっています。
慰安婦像を撤去できないのもそれが大きな理由でしょう。
朴大統領が盛り返すことがあれば少し流れが戻るかもしれませんが、
それでもかなり厳しい状況でしょう。
アメリカのマティス国防長官が韓国に行って、THAADの配備などを念押しして帰りましたが、
もし、野党の共に民主党の文在寅(ムン・ジェイン)氏が大統領になったら、
この約束は反故のされる可能性があります。
何故かというと、この人は、ノムヒョン大統領の秘書官で、
ノムヒョン大統領は親北反米で大統領になった人だからです。
その思想のままの方なので、反日思想、反米思想が大変つよいのです。
その結果、日韓の条約破棄、THAAD配備の見直しなどが発生し、
韓米同盟の関係の見直しが発生する可能性があります。
韓米同盟の見直しとは、ノムヒョン大統領が行おうとした、
戦時作戦指揮権を韓国に返還を実行することです。
このようなことをすると米国は他国の指揮下には絶対つかないので、米国の支援が得られないことになります。
これをやったら本当に怖いです。
考えられる最悪の二つのシナリオ
思うに、可能性として二つの最悪のシナリオがあります。
一つは北に親しい政策をとること。
もう一つは中国に親しい政策をとることです。
今は北朝鮮が核兵器を保有しようとしていますし、
経済的メリットを考えても前者は考えづらく、後者に落ち着く可能性があります。
実は、北朝鮮と中国は以前のように仲が良い関係ではありません。
ですから、親北イコール親中ではありません。
もし、韓国が防衛を中国に頼るようなことが起きると大変なことが起きます。
北朝鮮は中国に飲み込まれますし、
竹島問題は、中国との領土問題になりかねないということです。
考えただけでもぞっとする状況です。
これに対抗するには、
今のままではあり得ないことですが、
北がアメリカと急遽和解して北米同盟で対応することくらいしか考えられません。
実は、北朝鮮はアメリカと和解したがっているでしょうから、可能性はゼロとはいえません。
それが北朝鮮が生き残る道かもしれませんし、日本の取るべき道になるかもしれません。
日本も最悪の流れを色々考えた方がよいかもしれません。